柔を守るを強と曰う

守柔曰強、

柔を守るを強と曰う。

(老子 下編 第五十二章)

強さというものについて、小さい頃から何度も考えてきましたが、これは1つの答えではないかと思っています。

 

体を鍛えることが強さなら、私は無二の強さを手に入れることはできないし、確かに体は強くあるべきですが、精神もまた重要だと気がします。「柔」、そして「強」という概念は心身の両方に求められるもので、自在で柔らかいことこそが強さなのだと思います。

 

これは日本の武術でも教えられることと似ています。体も心も、こわばることが弱さに繋がるのだと。

身も心も玉のように角がなく、丸く丸く保つことによって、初めて身をよく護ることができる。

「やわらかみ」のある、強い人間になりたいものです。

 

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