仁者のみ能く人を好む

惟仁者能好人、能悪人、

惟だ仁者のみ能く人を好み、能く人を悪む。

(論語  里仁第四  三)

人を正しく好むこと、悪むことは意外に難しいことです。それは個人的な好き嫌いではなく、世のために誠心をもって、人に接することなのだと思います。

 

真心のある実践者、私心を持たない仁人のみが正しく好悪を判断できるというのは、まさしく真理だと感じます。人や物事を好む/悪むということは、そういうことなのだと思います。

 

仁とは天の理であり、好悪とは天に依る感情である。簡潔かつシンプルに、人のあるべき姿を教えてくれる美しい一節です。

 

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