志は気の帥なり

志気之帥也。

志は気の帥なり。

(孟子  公孫丑上)

『孟子』において「気」は重視される概念の一つであり、「浩然之気」、「正気」といった概念は日本の武士道にも強く引き継がれています。

 

昭和歴代首相の指南役と評される安岡正篤は「気力がないのは論外」といった趣旨のことを言っていますが、その気力の源となり、統率するのが「志」です。

形式的な道徳に縛られた活力のない生活や、社会を機能させるための機械としての生では駄目で、よく自己を実現し、いきいきとした生を実現してこそ、人として生きる意味があります。(参考:気の帥たる志を養う – 『王陽明研究』より

 

「気」というのは心の作用であり、心が指し示す方向、つまり「志」があって初めて発せられます。そして、安岡正篤の言うように、「気力を充実させる」ということは非常に大切だと感じます。

 

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