幼にして学を強むる

幼不能強学、老無以教之、吾恥之、

幼にして学を強むること能わず、老にして以て之を教ふること無きは、吾之を恥づ。

(荀子  宥坐編  六)

私たちは歴史の中で生きている以上、学び、それを伝えていく必要があるのだと思います。また、我々は根源的に、それを望む欲求を持っているのではないかとも感じます。

 

「幼」という概念は必ずしも年齢のことを指しているわけではなく、「無知」や「未熟」ということを指しているのだと考えています。また、「老」という概念も知識・知恵・経験・精神などの蓄積・成熟を指していると考えています。

 

知らないことを謙虚に問い、学ぶという姿勢は年齢を重ねても失うべきではなく、一見、自らより未熟と見える相手に対しても失うべきではないと思います。他人や物事を侮ることは害こそあれ、決して道理ではないと思うのです。

 

学ぶということも、教えるということも、そういった類のものだと捉えています。

 

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