聖臣を用いる者は王なり

用聖臣者王、用功臣者強、用算臣者危、用態臣者亡、

聖臣を用いる者は王なり、功臣を用いる者は強し、算臣を用いる者は危うし、態臣を用いる者は亡ぶ。

(荀子 臣道編 一)

『孟子』に「尽く書を信ずれば、則ち書無きに如かず」とありますが、この一節は真実を突いていると思う一方、個人的には反発する気持ちもあります。

 

ここでは「態臣」として張儀・蘇秦、「算臣」として戦国四君の孟嘗君、「功臣」として春秋の五覇を佐けた管仲・狐偃・孫叔敖、「聖臣」として商(殷)・周の建国を佐けた伊尹・太公望などが挙げられています。

確かに結果を見ると間違いはないのですが、私は孟嘗君を尊敬していますし、伊尹や太公望を尊敬するのと同じくらい、管仲を尊敬しています。

 

あるいは「用いる」という表現がうまくないのかもしれませんが、どのような才能も包含して活かすという、大きな器量を「王」と呼ぶのかもしれないと感じます。

 

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