天を怨むべからず

不可以怨天、其道然也、

もって天を怨むべからず。その道然ればなり。

(荀子 天論編 一)

天を怨まず、頼まず、人事を尽くす。当たり前のように聞こえて、意外と難しいことなのではないかと感じます。

 

見返すほどに当然のことなのですが、『荀子』の「人の努力」に対する絶対的な信頼が現れた一節だと考えています。「その道然ればなり」は、ただ自らの行いの結果が現在であると捉えています。

 

少し観点が違うかもしれませんが、人は成功した場合は「全ては自分の行いの結果だ」と捉えてしまう傾向があるのではないかと思います。恵まれない場合は、天のせいにしてしまいがちであるにも関わらず。

 

成功は一人では決して成り立ちませんが、失敗はやはり自分に原因があるのだと思います。

 

上を怨まず、下を侮らず。それを忘れずに日々を過ごしたいものです。

 

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