之を行うに至りて止む

不聞不若菊之、聞之不若見之、見之不若知之、知之不若行之、学至於行之而止矣、行之明也、

聞かざるは之を聞くに如かず、之を聞くは之を見るに如かず、之を見るは之を知るに如かず、之を知るは之を行うに如かず。学は之を行うに至りて止む。之を行わば明らかなり。

(荀子 儒効編 二十三)

実践だけが、人を動かせることを教えてくれる一節です。

 

理解したり、言ったりすることはもちろん意味があるのだと思いますが、人を動かすにはやはり実践が必要だと感じます。逆に言うと、たとえ正しくなくても実践してしまうことで、正しさが生まれるのだと思います。

 

『荀子』は人の努力の重要性を説きますが、それが実践を伴う真摯な努力である点は魅力的でもあり、薄弱な私にとってはとても耳が痛い学説でもあります。

 

道近しといえども、行かざれば至らず」。「功は舎めざるにあり」。これらも、いずれも『荀子』の言葉です。

ただ、努力し続けることが道である。このことを忘れないようにしたいものです。

 

荀子 下 (岩波文庫 青 208-2)
岩波書店
売り上げランキング: 141593

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です