平日、道を踏むべし

平日道を踏まざる人は、事に臨みて狼狽し、処分の出来ざるものなり。

(西郷隆盛 『大西郷遺訓』)

松下村塾の驥足、久坂玄端は「無事、有事の如く、有事、無事の如し」の人であったということですが、大西郷もまさに泰然の人という感があります。

 

吉田松陰や安岡正篤をはじめ、多くの人物が「一日、書から遠ざかれば大きな後退となる」といったことを言っていますが、道とはまさに日々行うものだと思っています。実際、毎日、少しでも聖賢の学に触れることの重要性は強く感じます。

 

西郷隆盛の「備」については、以下の一節も非常に重要な教えだと感じます。

わが備の整不整を、唯見方の目を以て見ず、敵の心になりて一つ衝てみよ。それは第一の備えなり。

「敵になりて衝てみよ」。備えるとは、まさにこの一言に尽きると感じます。

 

毎日、じりじりとでも成長し続ける、そういう風に人生を全うしたいものだと思います。

 

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