生命も要らず、名も要らず

生命も要らず、名も要らず、官位も金も要らぬ人は御し難きものなり。

然れども此御し難き人に非ざれば、艱難を共にして国家の大業を計る可からず。

(西郷隆盛 『大西郷遺訓』)

幕末維新の豪傑、西郷隆盛の言葉の中でももっとも有名なものの1つではないでしょうか。幕末三舟の一人、山岡鉄舟を評した言葉とも言われています。

 

「大西郷遺訓」では、同時に『孟子』の「志を得れば民と之に由り、志を得ざれば独り其道を行う」が引かれています。「志」を持つことが人が生きる上で一番大切だと、2000年前の故人も100年前の古人も伝えているということは、忘れてはならないことだと感じます。

 

西郷隆盛は、明治から昭和にかけて生きた豪傑、頭山満が敬慕したことでも有名です。幕末から武士道を引き継ぎ、現代に伝えるまぎれもない不世出の武人だと思います。

 

西郷隆盛については、一般に広まった記録は多くはありませんが、一度きちんと学んでみたいものです。

 

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