腹を立つるは、道にあらず

腹を立つるは、道にあらず候

(山岡鉄舟 修身二十則 九)

以前にもご紹介した幕末三舟の一人、山岡鉄舟が十五歳のときに記したと言われる「修身二十則」の一節です。

 

人間の感情「喜怒哀楽」のうち、もっとも判断を狂わせるのは「怒」だと言われます。一方で、もっとも強い感情が「怒」であり、非常に強い怒り(恨み)は人の想いを純化することがあるという話も聞いたことがあります。

 

ただ歴史を見ると、「恨み」は晴らされた瞬間に人を変えてしまい、新たに生じる「恨み」によって滅びを招くということが多いようです。

 

負けず嫌いであることは戦う上で非常に重要だと感じますが、最終的には感情の重心を下げなくては、道を極めることはできないのだと思います。

 

山岡鉄舟の武士道は、非常に気分が良く、本質を突いていると感じる部分が多くあります。機会があれば、「修身二十則」や「一刀流兵法箇條目録」の全文をご紹介できればと思います。

 

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