君子の交わりは淡くして

君子の交わりは淡くして水の如く、小人の交わりは濃くして甘酒の如し。 (講孟箚記 安政三年五月二十九日) 君子の交際というものは淡いがゆえにいつでも変じることがなく、一方で小人の交際は利欲が入り込み、濃厚であるがゆえに長く...

道とすべきは、常の道に非ず

道可道、非常道、名可名、非常名、 道の道とすべきは、常の道に非ず。名の名とすべきは、常の名に非ず。 (老子 上編 第一章) 彼の有名な『老子』の冒頭文です。書き下し文は、「道の道(い)うべきは」「名の名づくべきは」として...

全うするを上と為す

凡用兵之法、全國為上、破國次之、 凡そ用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るはこれに次ぐ。 (孫子 謀攻編 一) 戦略の書として世界最高と言われる『孫子』ですが、「戦うことが最上ではない」という思想が根底にあるのは...

生じて有せず

生而不有、為而不恃、長而不宰、是謂玄徳、 生じて而も有せず、為して而も恃まず、長となりて而も宰たらざる、是れを玄徳と謂う。 (老子 上編  第十章) 玄徳と言えば、三国志の劉備の字(あざな)としても有名です。(ちなみに曹...